情報系学生!海外大学の授業をネットで受けよう
海外の大学に行きたい。でも、今の研究室もあるし留学なんて難しい。。
このような悩みを持っている人多いですよね。
僕は情報系の学生ですが、他の分野の人に比べて特に悩みは深刻だと思います。
なぜ深刻かというと、日本の情報系は圧倒的に世界で遅れているからです。進んだ研究はほぼ海外で起きているという現実。Wikipediaさんをみてもわかります。日本で一番の大学のランキングを見てみましょう。
Rankings of University of Tokyo - Wikipedia, the free encyclopedia
Computer Science: 76-100位(世界)
ちなみにこれは2011年のデータで、今現在は101-150位らしいです。
この数字は他分野に比べて圧倒的に悪いです。例えば、
Physics: 2位
Chemisty: 5位
といった具合。
つまり、日本は技術大国であるといった考えを皆さん持ってると思いますが、情報系の学生はすぐにそれを捨てたほうがいい。それもなるべく早い段階で。
別に突拍子もないこと言ってるわけじゃないです。同じようなこと言っている人は他にもいます。
いま日本に圧倒的に足りないのは人工知能に詳しい人材 - shi3zの長文日記
あと、去年、トヨタがアメリカでロボットや人工知能の研究所作りました。なんで日本じゃなくてアメリカか?それは日本ではいい結果が出ないことがわかっているからです。
日本の悪口はこれぐらいにしときましょう。
じゃあ、トップの人たちと互角にやろうと思ったら何をしたらいいのでしょうか?正直、日本国内のリソースで頑張るのは難しいのは、今までの話でわかると思います。
これについて、僕個人としては留学に行くのが一番いいのではないかと思っています。ただ、冒頭で言いましたけどなかなか難しいですよね。そういうとき、日本にいながら頑張る上で、海外の進んだ知識をどれだけ効率よく吸収するのかが鍵になってくると思います。
本とかの選択肢もありますが、ネットで海外の大学の教授が無料で配信している授業を見るのがいいと思います。
ではなぜ授業?
思いついた理由をいくつかあげると
- 最先端の知識が話される。本と違って、今ネットに転がっている授業ってここ数年のものばかりです。本に載っていないような最新の研究の話をしたりします。例をあげると、つい最近に配信された深層学習の授業では2015年末のコンテストで優勝した論文についての説明されました。
- 英語である。英語で学習することに慣れることは大変重要です。本や論文を読むときに、日本語で勉強していたら英語の専門用語の意味がわからなくて苦労します。授業で慣れましょう。動画ならいつでも止めて戻せるので、英語が苦手でもついていけます。
- 言語とか抜きに良い授業を聞ける。日本の先生が教えるのが下手とか言ってません。どこの国にも教えるのが下手な先生はいます。ただ、オンラインで授業を見てるときは、先生の教え方が下手なら見るのをやめればいいです。よって教えるのが上手な授業だけ見れるので、結果的に効率がいいです。
長々と書きましたが肝心なのはここからです。どんな授業があるのかってことです。
僕自身、日本の大学にいながら2年ぐらいオンラインの授業をみて勉強してきました。それで言えることは、だいたいの分野に最低限必要な知識を教えてくれる授業が転がっている。ポピュラーな分野だと何個も転がっています。
分野ごとにはまとめたものを別のページにあげるとして、例として1つ紹介します。
Stanford CS231n (配信開始 2016年1月)
巷で話題になっている深層学習の理論を基本から応用まで説明している授業です。特筆するべきなのは、教えてもらえる知識が最先端であること。去年発表されたばかりの論文がどんどん登場します。それができるのも、深層学習で最先端をいくスタンフォードだからでしょうか。
さらに、宿題として用意されているプログラムはすごくいいです。2つめの宿題では実際に自分で深層学習のプログラムを、ライブラリを極力使わずに作ります。ライブラリの背後には深層学習のノウハウが詰まっていますが、ただライブラリを使うだけだとそれがわかりません。宿題を通して、そのようなノウハウを学習することが目的のようです。
すいません。短くて。。
疲れました。。。
中途半端ですがこの記事はここまでにしようと思います。
抱負みたいなのですが、どんどん海外に出て行かないといけないってこと言いたくてブログを作りました。
今後はもっと詳しい記事を随時更新していこうと思います。それでは。